売上高3.2%減、営業利益は5.1%増 デンカ2019年11月11日
デンカは、2020年3月期の第2四半期決算を発表した。
第2四半期の業績は、車両電動化やヘルスケア関連分野での販売数量増加や、採算是正を目的とした販売価格の改定が進んだ。一方で、一部製品で原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しを行ったことで、需要減による販売数量の減少があり、売上高は1919億5300万円と前年同期に比べ63億9400万円(3.2%)の減収となった。
利益面では営業利益が153億4800万円で前年同期比7億4700円増で5.1%増益。経常利益は145億3300万円で同4億3400万円減の2.9%減益。親会社の株主に帰属する四半期純利益は108億5200万円で同5億3800万円減、4.7%減益となった。
部門別では、エラストマー・機能樹脂部門の売上高は786億7200万円で前年同期に比べ103億7200万円(11.6%)の減収。スチレンモノマーやデンカシンガポール社のポリスチレン樹脂およびMS樹脂の販売は堅調に推移しましたが、原材料価格の下落に応じた販売価格の見直しにより減収となった。
インフラ・ソーシャルソリューション部門の売上高は269億4800万円で前年同期に比べ8億9800万円(3.4%)の増収。特殊混和材は出荷増および価格改定により増収となった。農業・土木用途向けのコルゲート管は堅調だったが、セメントや耐火物・鉄鋼用材料の販売は前年を下回った。
電子・先端プロダクツ部門の売上高は335億3600万円と前年同期に比べ5億8600万円(1.8%)の増収。球状アルミナや高純度導電性カーボンブラックなどの車両電動化関連製品の販売は好調に推移。電子回路基板と高信頼性放熱プレート"アルシンク"、LED用サイアロン蛍光体"アロンブライト"の販売は堅調に推移したが、電子部品・半導体関連分野向け機能フィルムや球状溶融シリカフィラーの販売は前年を下回った。
生活・環境プロダクツ部門の売上高は185億5400万円と前年同期に比べ9億9800万円(5.1%)の減収となった。 プラスチック雨どいおよび工業用テープの販売は前年同期並だったが、合繊かつら用原糸"トヨカロン" や食品包材用シートおよびデンカポリマー株式会社の加工品の販売は前年を下回った。
ライフイノベーション部門の売上高は149億9800万円と前年同期に比べ25億7300万円(20.7%)の増収。デンカ生研の試薬が国内、輸出とも好調に推移したことに加え、インフルエンザワクチンの出荷が早まった ことから増収となった。
その他部門での売上高は192億4300万円と前年同期に比べ9億18百万円(5.0%)の増収。
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