畑作管理作業に最適なトラクターを発売 ヤンマー2019年12月12日
ヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリ(株)(本社:大阪市)は、畑作市場に向けた管理作業用として、十分な地上高を確保し、3段階のトレッド調節が可能なトラクター「YT2シリーズ ハイクリアランス仕様」2機種を2020年3月1日に発売する。
3月発売のYT2シリーズ ハイクリアランス仕様
日本国内では、大豆や玉ねぎ、キャベツなどの野菜への転作により、稲作との複合経営をする農家が今後ますます増加すると予測されている。また、畑作の管理作業に使われている乗用管理機と比べ、より多くの作業に対応可能なハイクリアランストラクターへのニーズも高まっている。こうした要望に応えるため、同社は作物を傷めずに、中耕、除草作業や掘り取り作業などを安心して行える「YT2シリーズ ハイクリアランス仕様」を開発し、畑作農家の管理作業効率化を実現していく。
今後も同社では、稲作市場だけでなく、畑作にもマッチした豊富なラインアップを展開することで、様々な農業経営をサポートしていくとしている。
大豆の中耕作業イメージ
◎YT2シリーズ ハイクリアランスの主な特長
(1)作物が成長した畝や超湿田のほ場でもスムーズに管理作業をこなせる最低地上高
標準機では350mmであった最低地上高を500mmに設定することで、大豆の中耕作業や畑作の管理作業でも安心して作業を行える。
(2)さまざまな作物に対応できるトレッド調節
3つの仕様と3段階のトレッド調節により、さまざまな作物の畝幅に対応でき、栽培体系に合ったトレッド幅を選択することができるので、作物を傷めることなく高精度な管理作業を実現する。
(3)幅広いインプルメントに対応し、多種多様な作業が可能
畑作における中耕、除草作業から芋や玉ねぎの掘り取り作業まで、さまざまな作業機をセットして作業することができる。作業機装着はトラクター標準機と同規格のため、取り付け・取り外しも簡単に行うことができる。
◎発売は、2020年3月1日、商品価格は250万円から397万円(メーカー希望小売価格、税抜き)
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