今年最高の花が決定 日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2019年12月23日
ジャパンフラワーセレクション実行協議会は、今年の「フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)」を決定した。入賞以上となった品種は、2020年1月31日から2月2日に東京・池袋サンシャインシティ文化会館で開かれる「第69回関東東海花の展覧会」で展示・紹介される。
切花・鉢物・ガーデニングの各部門で年間各2~3回の審査会が行われ、今年は、138品種のベスト・フラワー(優秀賞)受賞品種の中から11月26日に開催した中央審査委員会での厳正な選考の結果、「フラワー・オブ・ザ・イヤー2019」が決定。
切花部門では、たなまち園芸場(福岡県)のバラ「レッドワイン&ローズ」、鉢物部門は、ハクサン アジサイ(愛知県)の「ラグランジア ブライダルシャワー」、ガーデニング部門は、高松商事(千葉県)のバラ「トゥルーブルーム レッドキャプテン」が選ばれた。
ジャパンフラワーセレクション(JFS)は、2006年4月に始まった日本で唯一の統一的な花きの新品種認定事業。「いい花の新基準。」を合言葉に、市場に導入される花きの新品種のなかから、生活者へ自信をもって推奨できる新品種を公正な立場で審査し、業界として推奨できる品種を選定してJFS受賞品種として発表している。
審査は、切花部門、鉢物部門、ガーデニング部門の3部門で行われ、JFS受賞品種は、認定登録を経て専用のロゴマーク(JFSマーク)を付けて販売されている。
また、各審査会において受賞品種の中から、ベスト・フラワー(優秀賞)や特別賞の選定が行われ、ベスト・フラワー(優秀賞)の中から、その年の最も優れた品種に与えられるフラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)が選ばれる。
ベスト・フラワー(優秀賞)は、各部門で、花や葉の美しさなど、品種特性の優位性や新規性に加えて、生活者の視点から「育てやすさ」「購入しやすさ」「飾りやすさ」なども評価し、総合的に優秀と認められる品種に授与される。
写真説明:日本フラワー・オブ・ザ・イヤー2019(最優秀賞)の受賞品種。
上部:切花部門のバラ「レッドワイン&ローズ」
下部左:鉢物部門のアジサイ「ラグランジア ブライダルシャワー」
下部右:ガーデニング部門のバラ「トゥルーブルーム レッドキャプテン」
フラワー・オブ・ザ・イヤーのロゴ
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日