マッスルスーツが累計出荷台数1万台突破 イノフィス2020年3月11日
東京理科大学発のベンチャー企業、イノフィス(東京都新宿区)が開発・販売するマッスルスーツが、3月2日時点で初代機種から累計で出荷台数1万台を突破した。
マッスルスーツは、空気圧で稼働する人工筋肉のはたらきで動作を補助する、装着型アシストスーツ。人を抱え上げる、重い物を持ち上げる、中腰姿勢を保つなどの作業時に腰にかかる負担を低らし、労働環境の改善や人手不足対策に役立つ。
同社は、2014年より「腰補助用マッスルスーツ」の販売を始め、機能は維持しながらより軽量化と低価格化を追求し毎年新モデルを開発。2019年11月には、軽量化と量産化による大幅な低価格化を実現した「マッスルスーツEvery(エブリィ)」を発売した。
従来機種では主に法人向けに受注生産していたが、量産化に成功したマッスルスーツEveryは、個人でも買いやすい15万円以下の価格を実現。大手量販店など販売網の拡充とテレビCMなど積極的なプロモーション活動により個人ユーザーへの認知拡大を図ってきた。今後は、海外でも積極的に市場を開拓していくという。
出荷台数1万台の突破は、人工筋肉をアクチュエーターとした外骨格型アシストスーツでは同社調べで、世界一の出荷台数となる。
写真:量産化、低価格化で個人ユーザーにアピールする「マッスルスーツEvery」
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