農業機械安全性検査 合格取り消し機種を公表 農研機構2020年4月8日
農研機構は4月7日、農業機械安全性検査に合格した農業機械から合格を取り消した機種を公表した。
安全性検査に合格した農用トラクターで、部品の組み付け不良により、検査合格時の正規状態ではない座席シートを装備した機体が検査合格後に製造販売され続けていたと依頼者より届け出があった。
これを受け、農業機械安全性検査実施規程第11条に基づく事後調査の結果、農用トラクター(乗用型)用安全キャブと安全フレーム検査の主要な実施方法および基準で規定した検査基準を満たさないことが判明した。
今回の処分により、安全性検査の合格を取り消す機種は、安全性検査合格証票を貼付できなくなる。
◎合格を取り消す理由
以下6型式のうち、安全フレームを装着したものは、安全キャブ・フレーム検査基準の第1項または第7項を満たさないことが判明したため。
第1項(抜粋):運転者に著しい危険を与えると思われるような欠陥のないこと。座席には強度が保証されたシートベルトを備えていること。
第7項(抜粋):安全域が保護面で囲まれる空間外に出ないこと。
◎検査基準第7 項を満たさないことが判明した型式
▽三菱T1607(三菱 GA360、三菱 GA361)
▽三菱T1608(三菱 GA330、三菱 GA331)
▽三菱T1609(三菱 GA300、三菱 GA301)
◎検査基準第1 項を満たさないことが判明した型式
▽三菱T1601(三菱GM360、三菱GM361)
▽三菱T1602(三菱GM330、三菱GM331)
▽三菱T1603(三菱GM300、三菱GM301)
※カッコ内はいずれも販売上の型式名
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