消臭液と土壌改良材の液体原料の名称を「善玉活性水」に統一 環境大善2020年4月8日
循環型システムの構築をめざす環境大善(北海道北見市)は4月6日、アップサイクル型循環システムをもちいて製造する液体原料を「善玉活性水」の名称に統一すると発表した。
同社は、公害のもとになる牛のし尿を原料とし、独自の微生物発酵技術を使い善玉活性水の原液を製造。その善玉活性水原液を加工し、消臭液や土壌改良材として販売している。長年にわたって改良を続けながら、独自技術に近年の研究開発の成果を加えることで、一定の品質基準を担保した製品を安定的に供給することが出来るようになった。
また、同社が運用を続けてきた、地域で持続可能な社会を可能にするアップサイクル型循環システムもSDGsを始めとする社会情勢に適応していることから、より広く認知されることを目的に、液体原料を親しみやすい名称に変更することを決めた。
アップサイクル型循環システムは、公害の元となる牛の尿(未利用バイオマス)を原料にし、消臭液、植物成長促進剤を含む液、水質改良剤を製造し、空気をきれいにし、土と水を再生する。この循環は、酪農家から牛の尿を購入し地域経済を循環させるだけでなく、製品の消費者も自動的に環境危機の解決へ加わる事になり、よい循環が起こるという。
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