水田除草剤の散布に 小型無人ボートを発売 イーエムアイ・ラボ2020年4月21日
国産の多目的無人ロボットの開発と販売を手がけるイーエムアイ・ラボ(長野県諏訪郡富士見町)は4月20日、小・中規模農家向けの除草剤散布用小型無人ボートを発売した。

農業用の小型無人ボート
農業分野における生産性や労働力向上のため、農林水産省が提唱するロボットやAI、ドローンなどを活用したスマート農業に対応する製品を開発する同社は、とりわけ中山間地域での担い手不足の解消につなげようと、昨年から小・中規模農家向けに水田用の農業用無人ボートの開発を始めた。
今回発売する農業用無人ボートは、水田で手軽に小回りよく除草剤を散布できる。
本体のサイズは全長90センチ、全幅70センチと小型で約10キロと軽量。発泡スチロール製だが、同社独自の特殊加工を施しているため、散布時におけるボディー本体への損傷はほとんどない。
水深は5センチから使用可能。液剤タンクの容量は5リットルで、毎分500mlを散布できる。
操縦には送信機を使うが、複雑な操作項目はない。バッテリーで動くモーターにより約20分の走行が可能で走行音も静か。また、ドローンのように墜落や暴走の心配がないため安全に粒剤や液剤を散布できる。
標準タイプは液剤用で、オプションで粒剤用、または両タイプ用に加工が可能。販売価格は、液剤用の標準タイプで39万8000円(税込)。
チェーン除草対応のアタッチメントも制作中。
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