年平均7.3%で成長予測 農機具レンタル世界市場調査2020年5月7日
グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「農機具レンタルの世界市場:装置の種類別 (トラクター、ハーベスター、噴霧器、ベーラーなど)・出力別・駆動方式別 (2輪駆動、4輪駆動)・地域別の将来予測 (2025年まで)」 (発行:MarketsandMarkets) を発売した。
農機具レンタル市場は、2020年の468億米ドルから2025年には664億米ドルに達し、年平均成長率(CAGR)は7.3%で成長すると予測されている。同市場は、世界的な人口の増加、熟練労働力の不足、機械化の増加、食用穀物の需要などにより、大幅な成長が見られる。
◆四輪駆動の分野がより早く成長
四輪駆動トラクターは、主に100~2000ヘクタールの大規模営農に使われる頑丈な機械。牽引力が高く、ホイールスリップ量やホイールパワーも強いのが特徴だ。ボディは摩耗や破損に強く、耕作時間の短縮にもつながる。4WDトラクターの需要は、米国などの先進国から、大半が大規模農家である欧州までおよび、農業の機械化導入率は95~99%を占めている。
◆収穫機分野は高いCAGRで成長
収穫機は、穀物を効率的に収穫するために設計された多用途な自走式の機械。刈り取り、脱穀、選別の3つの別々の収穫作業を1つの収穫機にまとめてできる。刈取作業の人件費や作業員の不足などの問題解決が、刈取機の需要拡大の主な要因となっている。
◆71~130馬力が市場を支配
71~130馬力のエンジンは、4WDトラクターが主で、2WDトラクターの一部モデルにも搭載されている。アジア太平洋地域の、機械化に努めている国々では、こうしたトラクターの需要が増加。先進国では、消費率の増加、食料生産の必要性、農場での電力需要、大規模農地などの要因により、このタイプのトラクターの需要が高くなっている。
◆トラクターや収穫機のレンタルが市場を牽引
国連食糧農業機関(FAO)によると、2016年の世界の耕地面積は40%をアジア太平洋地域が占めている。この地域の農家では、米、パーム、綿花などの作物の生産が増加。さらに、農業分野では、労働集約的な農業から先進的農業機械利用へのシフトが進んでおり、トラクターをはじめ、収穫機や散布・脱穀機などの各種農機具のレンタル需要が増加している。また、インド、中国、ベトナム、タイなど発展途上国での、各種農業機械への投資は、作物生産量の増加につながっている。
(参考WEBサイト)
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