スマート農業推進目指しベンチャー企業と資本業務提携ーオプティム2020年6月26日
IoTプラットフォームサービスなどを展開する(株)オプティムは、スマート農業事業やリモート管理ツールを手がけるベンチャー企業の(株)ルートレック・ネットワークスと資本業務提携を結んだ。同社が行った第三者割当増資に(株)オプティムが応じたもの。これにより、人工知能(AI)やIoT、ロボティクスを活用したスマート農業事業に、両者が連携して取り組む。

(株)オプティムは、これまでクラウド技術などを用い、農業や医療、建設など多くの産業分野においてデジタル革命を推進してきた。このうち農業分野では、ピンポイント農薬散布・施肥テクノロジーに関する基本特許を取得・開発し、国内を中心にスマート農業事業に注力している。
一方、(株)ルートレック・ネットワークスは、Machine to Machine(=M2M、ネットワークで相互接続された機械同士が通信し機能する仕組み)をプラットフォーマーとして、エネルギーやヘルスケアなど幅広い分野にソリューションを提供。
農業分野では、AIなどを活用した、パイプハウス向け養液土耕自動化システム「ゼロアグリ」を提案し、作物のストレスを低減と農業者の収量・品質向上に貢献してきた。さらに、灌水・施肥の炉労働負荷削減なども支援を行っている。
今回の資本業務提携により、(株)オプティムが提供するスマート農業ソリューションやAI・IoTプラットフォームと、(株)ルートレック・ネットワークスが提供する灌水施肥自動化技術を組み合わせ、スマート農業栽培技術の高度化や農業バリューチェーン全体のデジタル化を目指す。
さらに、東南アジア地域で共同マーケティングを手がけ、両社のシナジーを最大限に発揮しながら高度なスマート農業サービスの展開を志向する。東南アジアでの水の枯渇問題や多施肥による環境破壊など、農業の課題を解決して農作物の生産性向上・安定供給にも貢献していく。
重要な記事
最新の記事
-
米の集荷数量 前年比26万t増 契約数量も増える 10月末2025年12月1日 -
米の1等比率 76.8% 生産者の対策で平年並みに 10月31日現在2025年12月1日 -
「TACの提案が重要」持続可能な農業のけん引役に JA全農耕種総合対策部・岩田和彦次長に聞く2025年12月1日 -
「農業」「くらし」「地域」「漁業との連携」で優良事例を共有 JAバンク経営者フォーラム 農林中金2025年12月1日 -
12月の野菜生育状況と価格見通し トマト、たまねぎなど平年を上回る見込み 農水省2025年12月1日 -
スーパーの米価 2週ぶりの上昇 5kg4312円2025年12月1日 -
神奈川県産米から誕生「湘南はるみライスウイスキー」販売開始 JAタウン2025年12月1日 -
幻のりんご「広島県産高野りんごフェア」14日まで開催中 JA全農2025年12月1日 -
愛媛オリジナル柑橘「愛媛県産紅まどんなフェア」20日まで開催 JA全農2025年12月1日 -
みやぎ応援ポケモン「ラプラス」コラボ 仙台名産「笹かまぼこ」登場 JAタウン2025年12月1日 -
JAタウンで「福袋」販売開始 年末年始にお得な福袋を多数品揃え2025年12月1日 -
新生活応援「お米5kgプレゼントキャンペーン」実施 ジェイエーアメニティーハウス2025年12月1日 -
VIPユニフォームを岩崎学園の学生がデザイン 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月1日 -
飲食料品値上げ 2025年は2万609品目で2年ぶり2万品目超 帝国データバンク2025年12月1日 -
「NIPPON FOOD SHIFT FES.東京2025」に出店 新米の量り売りとオリジナル米袋制作体験を実施 アサヒパック2025年12月1日 -
第23回JA祭開催 JAかみましき2025年12月1日 -
北海道オープンイノベーションプログラム第3期に採択 輝翠2025年12月1日 -
スペインからの豚肉等 輸入を一時停止 農水省2025年12月1日 -
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2025年12月1日 -
助成総額384万円 2025年度「くらし活動助成基金」贈呈式開催 パルシステム茨城 栃木2025年12月1日


































