農産パックで初の「エコマーク」商品発売へ エフピコチューパ2020年11月19日
農産パック・農産フィルム等、青果物資材を展開する総合食品容器メーカー、エフピコチューパ(株)は、主力素材でリサイクル可能な「エコAPET」素材の取り組みを強化。バージンAPET(非リサイクル品)と比較しCO2排出量を30%削減し、農産パックとしては初となる「エコマーク」の認定を取得した。11月以降、「エコマーク」を付与した商品をに順次展開していく。

エフピコチューパは、「エコAPET」素材から生産された農産パックを、農産物関連業者である生産者、流通業者、スーパーマーケット、量販店や、一般消費者へも幅広く認識してもらうため、6月に「エコマーク」の認定を取得した。
「エコマーク」(商品類型No.140-G)は、リサイクル材を使用し、地球環境に配慮した製品で、法令および業界自主基準等に定められている重金属等の有害化学物質などを含まず、リサイクルしやすいように材質表示がされているなどの基準を満たした商品にのみ表示できる。一般消費者にとって、「エコマーク」は認知度が最も高い環境ラベル。近年、環境意識の高い消費者が増えていることもあって、「エコマーク」が付与されている商品や企業は消費者からのイメージが向上し、購買につながるというデータもある。
今回のエフピコチューパの「エコマーク」の認定は、農業用資材の農産パックとしては、業界初となる。同社は「コロナ禍で打撃を受けた農産物関連業者にとって、「エコマーク」を付与された商品を使ってもらうことで、少しでも売上アップし、応援することにつながれば」と話している。
エフピコチューパから今後発売される新製品から順次「エコマーク」を表示していく。
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