JAでトマトパックに採用 開封時の指切れ防止加工を標準装備へ エフピコチューパ2020年12月24日
農産パック・農産フィルムなど青果物資材を展開する総合食品容器メーカー、エフピコチューパは、今後発売する青果物パックの全取り扱い分にパック開封時の指切れを防止するセーフティーエッジ加工を標準装備。今月から同加工を順次施していく。
セーフティーエッジ加工は、食品容器で指を切ってしまう事を防ぐ独自技術。同社では以前から手を切ることでクレームが発生していた。対策として改善品を試作していたが、開発者自身の検証で改善品でも簡単に指が切れてしまうため、早急に改善するため本格的に開発に踏み切った。
シャープなカット面は切れやすいため、ウェーブ上のカット面が良いとわかり、製品カット面を波状に加工。試作を繰り返し、凹凸状態に加工した場合、指が切れにくくなることが判明した。手切り防止に効果があり、一見はカット面に違和感のない波状加工。これを新製品に採用しながら、改良を重ね、現在のセーフティーエッジ加工が完成した。実際に手切りクレームは激減しており、同社は「セーフティーエッジ」形状で特許を取得した。
セーフティーエッジ加工の容器は、愛知県で、ミニトマトの生産・収穫量ともに県内最大のJA愛知みなみのミニトマトパックに採用。また、有名ブランド「ニシパの恋人」で知られ、北海道一の出荷量を誇るトマト生産地にあるJAびらとりでもトマト用容器に採用されている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日