農業関連事業を再編 新会社「ヤンマーアグリ」に統合 ヤンマーホールディングス2021年2月25日
ヤンマーホールディングスは3月1日付で、農業関連事業中核会社のヤンマーアグリ(大阪市)と農業機械製造子会社のヤンマー農機製造(岡山市)の2社を統合することを決めた。新会社はヤンマーアグリ(株)とし本社は、現・ヤンマー農機製造の本店がある岡山県岡山市とする。
日本の農業を取巻く環境は、高齢化による農業従事者の減少で大規模経営化が進むと同時に、労働力不足などを補うためにデジタル技術を活用した農業の高度化が急務となっている。また、海外では、新興国を中心とした工業化の進行により農業従事者が減少する一方、増加する人口に対して食料増産を図る必要など多くの課題を抱えている。
同グループはこうした環境下において、グローバルな農業の発展に貢献するため、開発・生産・管理・品質保証を同一法人内に統合。「農業を食農産業に発展させる」というビジョンをスピーディーに実現していく。また、統合にともない、本社機能を現在の大阪から生産本部機能がある岡山へ移転し、ものづくりの現場対応を重視した体制とする。
新会社では、各機能部門間の連携を一層強化することで、農業機械メーカーとして盤石な基盤を構築。また、これまで以上に利用者のニーズに合ったソリューションを提供することで、農業生産者の生産性向上と所得向上をめざす。
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