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NTTドコモの高精度位置情報サービス「AgriBus-NAVI」導入へ試験運用開始 農業情報設計社2021年4月9日

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(株)農業情報設計社(北海道帯広市)は、GNSSガイダンスアプリ「AgriBus -NAVI」を利用した高精度な農作業実現のため、NTTドコモが提供する「docomo IoT高精度GNSS位置情報サービス」の導入に向け、モニターユーザー向け試験運用を実施する。

NTTドコモの高精度位置情報サービス「AgriBus-NAVI」導入へ試験運用開始 農業情報設計社

同社が提供するトラクター用GNSSガイダンスアプリ「AgriBus -NAVI」は、世界中で130万ダウンロードを超え、多くの農業従事者に愛用されている。同アプリは、Android端末内蔵のGPSのみでも利用できるが、別に位置補正情報を入力して使用すること(RTK測位)でより高精度な農作業が可能になる。

同社はこれまでも、個人で基地局を設置することで位置情報配信システムを構築できる製品を提供。一方、国土地理院の電子基準点を利用した位置補正情報網に加え、近年では電子基準点と独自基準店を利用した新たな高精度位置補正情報サービスが整備されてきた。

こうしたサービスを利用することで、移動局単独で高精度な測位が可能となり、基地局設置用の機材購入コストや基地局管理の負担などを削減。ネットワークで手軽であるため、同社にも取扱いの要望が多数寄せられており、NTTドコモの「docomo IoT高精度GNSS位置情報サービス」を取り扱うにあたり、社内システムのテストも含めた試験運用を行う。検証は、4月中の実施を予定。

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