軽量・コンパクトなトラクター「YT2Aシリーズ」3機種追加 ヤンマー2021年5月19日
ヤンマーアグリは6月1日、軽量でコンパクトなトラクター「YT2Aシリーズ」を発売。中山間地や都市近郊などで稲作単一経営の中小規模農家から、畑作・ハウス主体の複合経営農家まで幅広く使えるトラクターとして11月に発売された33馬力の「YT233A」に続く23~29馬力の「YT223A」「同225A」「同229A」の3機種でラインアップを強化する。
「YT2A」による作業
新モデルは、作業内容に応じて、幅広い馬力帯・仕様から選択可能。国内トラクター市場の約3割を占める20~30馬力のゾーンは、専業・兼業農家を問わず様々な需要に対応する。また、通常のホイル仕様に加え、ハイスピード仕様、デルタ仕様、ハイクリアランス仕様、ハウス仕様、低床仕様をラインアップに追加することで、作業に合わせて最適な仕様を選べる。
小回り旋回イメージ
主変速(10段)と副変速(3段)の組み合わせにより30段の変速が可能で、最適な速度を選び、効率的に作業できる。クラッチを踏む必要もなくブレーキを踏むだけで停止、ブレーキを離せばスムーズに発進。ほ場の出入り口や坂道発進の際も後ろにずり下がることなく、安心して発進・停止ができる。さらに、作業中の前・後進の切り替えも、「フィンガータッチリバーサ」で、クラッチ操作なしにハンドルを握ったままワンタッチで行える。
また、「前輪の大きな切れ角」と「倍速機能」、「オートブレーキ」の相乗効果で、小回り旋回を実現。ほ場を荒らしにくく、ハウス内や小区画ほ場でもスムーズに作業できる。ハンドルを切るだけで自動的に作業機が上がるため、旋回時にはハンドル操作に集中でき、旋回終了後は、ハンドル手元の作業機昇降スイッチで作業機を下げると、隣接での耕うん作業を再開できる。メーカー希望小売価格は、196万3500円~433万4000円(税込)。
トラクター「YT225A」
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(164)-食料・農業・農村基本計画(6)-2025年10月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(81)【防除学習帖】第320回2025年10月18日
-
農薬の正しい使い方(54)【今さら聞けない営農情報】第320回2025年10月18日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第114回2025年10月18日
-
【注意報】カンキツ類に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(1)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(2)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(3)2025年10月17日
-
25年度上期販売乳量 生産1.3%増も、受託戸数9500割れ2025年10月17日
-
(457)「人間は『入力する』葦か?」という教育現場からの問い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月17日
-
みのりカフェ 元気市広島店「季節野菜のグリーンスムージー」特別価格で提供 JA全農2025年10月17日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」群馬県太田市で25日に開催2025年10月17日
-
【地域を診る】統計調査はどこまで地域の姿を明らかにできるのか 国勢調査と農林業センサス 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年10月17日
-
岐阜の飛騨牛や柿・栗など「飛騨・美濃うまいもん広場」で販売 JAタウン2025年10月17日
-
JA佐渡と連携したツアー「おけさ柿 収穫体験プラン」発売 佐渡汽船2025年10月17日
-
「乃木坂46と国消国産を学ぼう!」 クイズキャンペーン開始 JAグループ2025年10月17日
-
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へバトンタッチ 「次の万博は、横浜で」 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月17日
-
農薬出荷数量は0.5%増、農薬出荷金額は3.5%増 2025年農薬年度8月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年10月17日
-
鳥取県で一緒に農業をしよう!「第3回とっとり農業人フェア」開催2025年10月17日
-
ふるさと納税でこどもたちに食・体験を届ける「こどもふるさと便」 IMPACT STARTUP SUMMIT 2025で紹介 ネッスー2025年10月17日