ソフトバンク「e-kakashi」に環境センシングソリューションが選定 TED2021年10月6日
東京エレクトロン デバイス(TED)は10月4日、ソフトバンクが提供する農業AIブレーン「e-kakashi」のゲートウェイに、TEDが開発した独立駆動で、機器の稼働状態の見える化を実現した環境センシングソリューション「TED Portable IoT Gateway」の納入を開始した。
環境センシングソリューション イメージ図
環境センシングソリューション「TED Portable IoT Gateway」は、外部電源接続なしに携帯電話通信網との接続が可能な、完全独立駆動を採用。また、ソーラーパネルを搭載しており、充電池に蓄電しながら動作する。
必要な対応センサーを接続した後は、電源ボタン1回の長押しだけで簡単に設定できる。同機は、センサーデータの収集に必要な機能を厳選し、ゲートウェイ装置の小型化と低消費電力を実現し、農業に必要なセンサーを最大4つまで同時接続できる。収集したセンサーデータは、Azureポータルを経由してe-kakashiのクラウドサーバに送信され、e-kakashiでの様々な付加価値サービスへの展開を可能にする。
Azureポータルは、センサーデータの転送と保存に加え、リモートコマンド機能により、各ゲートウェイの設定やファームウェアのアップデートを実行できる。万が一、電波障害などでゲートウェイからのデータ収集が滞った場合も、Azureポータルからゲートウェイに必要なデータ送信を促す操作を、クラウド上で実行できる点が最大のメリット。
同機は、電源接続なく広大な農地での利用や人が作業できない場所などでも、快適な通信接続を可能にするだけでなく、暗号化されセキュアかつ低消費な無線通信によるセンサーデータの収集と、位置情報や機器の稼働状態の見える化を実現している。
今後、TEDはゲートウェイ装置に接続可能な対応センサーのラインアップを増やす予定。同機の汎用性の高さを生かし、一次産業以外にも幅広い用途でAzureポータルを経由してクラウドサービス事業者様に導入されることをめざす。
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