農業ロボット開発で経産省「J-Startup2021」に選定 アグリスト2021年10月26日
テクノロジーで農業課題を解決するベンチャー企業のアグリストは、農家の人手不足と高齢化の課題解決のために開発したピーマン自動収穫ロボット「L」の取り組みが、経済産業省の「J-Startup」プログラムに選ばれた。
ピーマン自動収穫ロボット「L」
J-Startupは、経産省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムで、グローバルに活躍するスタートアップを創出することが目的。ベンチャーキャピタルやアクセラレータ、大企業の新事業担当者など外部有識者からの推薦に基づき、J-Startup企業が選ばれ、政府施策や民間サポーターの成長支援が活用しやすくなる。
アグリストは、2019年に設立。農業の収穫の労働力不足を解決する自動収穫ロボットに地元農家と取り組む中で、「人をサポートするロボットが必要」という農家の声を受け、ピーマン自動収穫ロボット「L」を開発した。より多くの農家がロボットを使えるよう、機能をシンプルにし、手の届きやすい価格を設定。人が収穫しきれなかったピーマンを収穫し、農業の人材不足という課題を解決する。今後は、太陽光発電など再生可能エネルギー、ロボット、AIを掛け合わせることで、再現性のある収益性の高い持続可能な農業の実現をめざす。また、J-Startupに選定されたことによって、スマート農業・農業DXによる低炭素・循環型社会への貢献に向けた事業をグローバルに展開する。
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