循環型農法「アクアポニックス」をパッケージ化「アクポニハウス」提供開始2021年11月5日
株式会社アクポニは、<おさかな畑>の新シリーズとして、アクアポニックス生産設備をパッケージ化した「アクポニハウス」を販売開始。土地の狭い都市部でも本格的なアクアポニックスの生産が可能で、物流コストやエネルギーを削減しながら採れたての新鮮野菜を地産地消できる。
アクアポニックスをパッケージ化した「アクポニハウス」
アクアポニックスは、水耕栽培と養殖を掛け合わせた、次世代の循環型農業の生産システム。魚の排泄物を微生物が分解し、植物がそれを栄養として吸収、浄化された水が再び魚の水槽へと戻る、生産性と環境配慮の両立できる。
同社が提供するアクポニハウス<おさかな畑>は、アクアポニックスの生産設備一式を揃え、より簡単に導入できるようにパッケージ化した農場。最新型の「縦型水耕システム」と立体的に組合せた「養殖設備」により、集積率を最大7倍に向上する。駐車場1台程のスペースで毎月最大1000株を栽培でき、縦型水耕システムの課題であった作業性も大幅に高めた。面積あたりの生産量が大幅に向上することで、土地の狭い都市部でも本格的なアクアポニックスの生産が可能となり、物流コストやエネルギーを削減しながら採れたての新鮮野菜を地産地消できる。
アクポニハウス<おさかな畑>
希望の土地に設置するだけでアクアポニックスを導入可能。設置スペースに合わせて3サイズを用意しており、生産に必要な温室、アクアポニックス生産設備、環境制御の機材一式とその施工までを含めて提供する。また、育苗、収穫作業が容易になり、清掃などのメンテナンス負担も下がる。
アクポニハウス<おさかな畑>は、より消費地に近い都市部での地産地産型の活用を想定。工場等の廃熱・再生エネルギー・遊休地など一次産業や、SDGsの理念に基づく新たな「資源循環社会モデル」として障がい者就労支援、介護施設、飲食店、ホテル、キャンプ場などでの活用が想定される。
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