世界の農業用ロボットの市場規模 2030年に993億米ドルに到達2022年2月21日
Emergen Researchの最新の分析によると、世界の農業用ロボットの市場規模は2021年に69億4000万米ドル、2030年には993億米ドルに到達すると予想される。農場の自動化における研究開発(R&D)活動の増加と、世界的な食料需要の増加、COVID-19の影響が世界の農業用ロボット市場の収益成長を促進する主な要因。
農業部門の労働力の減少、農業ロボットの着実な展開、およびより高度な農業技術への移行が、市場の収益成長を引き続き促すと予想される。若い人々は、より良いキャリアとより高い賃金の雇用のために、農業部門への関与を求める傾向が少なくなっている。このような環境が、ロボットの展開を支える要因となっている。
サービスとしてのロボット(RaaS)モデルも、農業用ロボット市場の成長に貢献している。 RaaSモデルは、農業部門でのロボットの使用を増やすことが期待される。このモデルは柔軟性が高く、手頃な価格で、小規模な農場にとって経済的。サービスモデルとしてのドローンは、農業部門でも広く使用されており、サービスプロバイダーによって小規模農家に貸し出されている。
COVID-19のパンデミックが、農業用ロボットの使用に関してプラスの影響をもたらしている面もある。パンデミックの間、労働力は劇的に縮小する中で、より実行可能で信頼性の高いソリューションが必要になり、農業用ロボットの需要を後押しした。封鎖や制限中の労働力の不足も、自動化への移行と非人間的労働力への依存に大きな役割を果たしており、この傾向は続くと予想される。
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