連結売上高は前期比17億200万円減 2022年12月期第1四半期決算短信 井関農機2022年5月19日
井関農機株式会社は5月13日、2022年12月期第1四半期決算短信(2022年1月1日~3月31日)を発表した。
同社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比で17億200万円減少し、387億9200万円(前年同期比で4.2%減)となった。
国内では、前年同期にあった経営継続補助金などに伴う需要喚起の反動や米価下落による購買意欲減退などにより、農機製品および作業機が減少となった。補修用部品および修理整備等のメンテナンス収入は、農機製品の売上が低迷する中でも前年同期を維持したが、国内売上高全体で前年同期比で55億5300万円減少の227億2400万円(前年同期比で19.6%減)となった。海外では全地域で増収となり、北米では好調なコンパクトトラクタ市場を背景に増加、欧州ではコンシューマー向けを中心に販売が伸び、プロ向け販売も増加した。アジアでは韓国での排出ガス規制前の出荷増もあり、海外売上高は前年同期比で38億5100万円増加の160億6800万円(前年同期比で31.5%増)となった。
商品別売上状況について、国内では整地用機械(トラクタ、耕うん機等)は58億4200万円(前年同期比11.5%減)、栽培用機械(田植機、野菜移植機)は16億8900万円(前年同期比34.5%減)、収穫調製用機械(コンバイン等)は20億9100万円(前年同期比13.7%減)、作業機・補修用部品・修理収入は81億5700万円(前年同期比20.1%減)、その他農業関連(施設工事等)は49億4300万円(前年同期比23.5%減)となった。海外では整地用機械(トラクタ、芝刈機等)は116億2100万円(前年同期比21.9%増)、栽培用機械(田植機等)は11億5000万円(前年同期比3.1%増)、収穫調製用機械(コンバイン等)は10億4500万円(前年同期比4398.1%増)、作業機・補修用部品は10億3800万円(前年同期比12.8%増)その他農業関連は12億1200万円(前年同期比93.7%増)となった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略 現在の技術で実現可能でしょ(4)2024年4月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(7)【防除学習帖】 第246回2024年4月20日
-
土壌診断の基礎知識(16)【今さら聞けない営農情報】第246回2024年4月20日
-
地域複合農業戦略に挑む(2)JA秋田中央会会長 小松忠彦氏【未来視座 JAトップインタビュー】2024年4月19日
-
農基法改正案が衆院を通過 賛成多数で可決2024年4月19日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 伊是名島で発生多発のおそれ 沖縄県2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:JA水戸 那珂川低温倉庫(茨城県) 温湿度・穀温 適正化徹底2024年4月19日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ対策を万全に 農業倉庫基金理事長 長瀬仁人氏2024年4月19日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡とJA庄内たがわ2024年4月19日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第97回2024年4月19日
-
(380)震災時は5歳【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月19日
-
【JA人事】JA道北なよろ(北海道)村上清組合長を再任(4月12日)2024年4月19日
-
地拵え作業を遠隔操作「ラジコン式地拵機」レンタル開始 アクティオ2024年4月19日
-
協同組合のアイデンティティ 再確認 日本文化厚生連24年度事業計画2024年4月19日
-
料理酒「CS-4T」に含まれる成分が代替肉など食品の不快臭を改善 特許取得 白鶴酒造2024年4月19日
-
やきいもの聖地・らぽっぽファームで「GWやきいも工場祭2024」開催2024年4月19日
-
『ニッポンエール』グミシリーズから「広島県産世羅なしグミ」新発売 JA全農2024年4月19日
-
「パルシステムでんき」新規受付を再開 市場の影響を受けにくい再エネ調達力を強化2024年4月19日
-
養分欠乏下で高い生産性 陸稲品種 マダガスカルで「Mavitrika」開発 国際農研2024年4月19日
-
福島県産ブランド豚「麓山高原豚」使用『喜多方ラーメンバーガー』新発売 JAタウン2024年4月19日