農業用ドローンとデジタル農業の技術的知見 ブルーカーボン事業へ応用 ナイルワークス2022年12月2日
ナイルワークスは、2050年のカーボンニュートラル化に向けて培ってきた農業用ドローンによる撮影技術とデジタル農業の技術的知見を、陸地から海上に応用することで、住友商事グループが推進するブルーカーボン事業の一端を担った。
ナイルワークスは、自社で開発する農業用ドローンを中心に上空からの作物撮影技術の改良により農業デジタルツインをめざし、質と効率を追求した栽培データの取得や生育状態を把握するための画像解析に取り組んでいる。
植物の生育状態を正確に把握するには、目的に応じてドローンやカメラの選定、飛行指示、画像解析など工夫と改良の積み重ねが必要。この農業分野で培った技術的知見を応用することで同社の事業拡大をめざし、ブルーカーボン事業に応用している。
このほど、住友商事が発表した岩手県洋野町の増殖溝の藻場におけるブルーカーボン事業は、住友商事、住友商事東北、住友商事グループ会社のInsight Edgeとナイルワークスが推進。ナイルワークスは、計測計画の策定からCO2固定が行われている藻場の空撮などを担い、「岩手県洋野町における増殖溝を活用した藻場の創出・保全活動」によるJブルークレジットの認証申請を支援。ジャパンブルーエコノミー技術研究組合により、過去最大量の3万1065トンのCO2の認証が行われた。
重要な記事
最新の記事
-
(394)Climate stripes(気候ストライプ)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月26日
-
地域医療の実態 診療報酬に反映を JA全厚連が決議2024年7月26日
-
取扱高 過去最高の930億円 日本文化厚生連決算2024年7月26日
-
【人事異動】JA全厚生連 新理事長に歸山好尚氏(7月25日)2024年7月26日
-
【警報】果樹全般に果樹カメムシ類 県下全域で最大限の警戒を 鳥取県2024年7月26日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 山形県2024年7月26日
-
今が旬の「夏酒」日本の酒情報館で提案 日本酒造組合中央会2024年7月26日
-
ヤンマーマルシェ、タキイ種苗と食育企画「とりたて野菜の料理教室」開催 カゴメ2024年7月26日
-
「ごろん丸ごと国産みかんヨーグルト」再登場 全国のローソンで発売 北海道乳業2024年7月26日
-
物価高騰が実質消費を抑制 外食産業市場動向調査6月度2024年7月26日
-
農機具王「サマーセール」開催 8月1日から リンク2024年7月26日
-
能登工場で育った「奇跡のぶなしめじ」商品化 25日から数量限定で受注開始 ミスズライフ2024年7月26日
-
東京・茅場町の屋上菜園で「ハーブの日」を楽しむイベント開催 エスビー食品2024年7月26日
-
鳥インフル 米国オハイオ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2024年7月26日
-
大玉すいか販売大幅減 小玉「ピノ・ガール」は前年比146.8% 農業総研2024年7月26日
-
千葉県市原市 特産の梨 担い手確保・育成へ 全国から研修生募集2024年7月26日
-
水産・農畜産振興 自治体との共創事例紹介でウェビナー開催 フーディソン2024年7月26日
-
新規除草剤「ラピディシル」アルゼンチンで農薬登録を取得 住友化学2024年7月26日
-
自由研究に「物流・ITおしごと体験」8月は14回開催 パルシステム連合会2024年7月26日
-
高槻市特産「服部越瓜」の漬け込み作業が最盛期2024年7月26日