憧れ、敬慕が花言葉「父の日」のお祝いは「黄色いひまわり」で タキイ種苗2023年6月8日
タキイ種苗は、6月18日の「父の日」に向けて、日本で父の日のシンボルカラーが黄色である理由や、お父さんへのプレゼントにおすすめの"黄色いひまわり"について紹介している。
父の日の習慣は世界で広く見られるが、発祥はアメリカで。多くの国がアメリカ、日本と同じく父の日を6月の第3日曜日としている。
「父の日」の発祥
アメリカでは1908年に「母の日」が始まり、それを知ったワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット夫人が、翌年の1909年に父親に感謝を捧げる日が欲しいと牧師教会へ訴えたことを機に、2010年6月19日に同州のスポーケンで最初の祝典を行ったことが始まり。
ドット夫人は6人兄妹の末っ子で、母は軍人だった夫ウィリアムの復員後、間もなく亡くなってしまう。その後、男手ひとつで父に育てられたドット夫人の「父親を尊敬し、称えたい」という強い想いが支持を集め、1924年にカルビン・クーリッジ大統領(第30代)が、アメリカ国内の「父の日」を正式に承認する法案に署名。これにより、アメリカで父の日が公式に祝われることになった。
「黄色」で祝うのは日本オリジナル
アメリカでは存命のお父さんには赤いバラ、故人には白いバラをあげる習慣がある。日本では、「FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会」がシンボルカラーとして「幸せ」や「富」「希望」「尊敬」「愛する人の無事を願う」という意味の黄色を選び、1982年に「父の日黄色いリボンキャンペーン」を提唱。黄色のリボンを掛けてプレゼントを贈り、黄色いバラを贈るのが定番となっている。
タキイ種苗では、「憧れ」「敬慕」という花言葉のひまわりが、「お父さん」のイメージにも合うことから、花束やフラワーアレンジメントに黄色いひまわりをすすめている。
ひまわりといえば、1980年代まで花壇での栽培がほとんどで、花束やアレンジメントではほとんどなく、子供にとっては、見上げるほど高く育つ品種ばかりだった。タキイ種苗独自品種の「サンリッチひまわり」は、「逆に小さい子どもが目の高さで楽しめるようなひまわりがあればおもしろいんじゃないか」という開発者の父親目線で1991年に誕生。今では日本だけでなく、ヨーロッパの切花需要を支えるオランダの花き市場でも大きなシェアを持つ人気品種となっている。「サンリッチひまわり」は花粉が出ないことが特長で、衣類やテーブルが汚れることなく、きれいに楽しめる。
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】タケノコ園でキモンホソバノメイガの被害 府内で初めて確認 京都府2025年10月14日
-
【Jミルク9月牛乳動向】需給緩和で価格下げ傾向2025年10月14日
-
草刈り委託に自治体が補助 「時給1500円」担い手支援2025年10月14日
-
飼料用米作付け 前年比53%減 戦略作物 軒並み減2025年10月14日
-
米価 3週連続低下 4205円2025年10月14日
-
2つの収穫予想 需給を反映できるのはどっち?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年10月14日
-
農業遺産の次世代への継承を考えるシンポジウム開催 農水省2025年10月14日
-
「サステナウィーク」15日から 持続可能な消費のヒントが見つかる2週間 農水省2025年10月14日
-
賑わいを取り戻す地域のランドマークに 隈研吾氏設計の行徳支店新店舗で地鎮祭 JAいちかわ2025年10月14日
-
JA資材店舗CS甲子園 優勝はJAあおば「八尾営農経済センター」とJAながの「JAファームみゆき」 JA全農2025年10月14日
-
なめらかな食感と上品な甘み 鳥取県産柿「輝太郎フェア」15日から開催 JA全農2025年10月14日
-
インドで戦う卓球日本代表選手を「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年10月14日
-
松阪牛など「三重の味自慢」約80商品 お得に販売中 JAタウン2025年10月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で「マロンゴールド」を収穫 JAタウン2025年10月14日
-
SNS選挙に潜む政治の劣化【森島 賢・正義派の農政論】2025年10月14日
-
【今川直人・農協の核心】集団個性(アイデンテテイ-)としての社会貢献(2)2025年10月14日
-
「令和7年産 新米PR用POPデータ」無料配布を開始 アサヒパック2025年10月14日
-
「Rice or Die」賛同企業の第2弾を公開 お米消費拡大に向けた連携広がる アサヒパック2025年10月14日
-
腸内細菌由来ポリアミンの作用研究 免疫視点から評価「食品免疫産業賞」受賞 協同乳業2025年10月14日
-
米の成分分析計AN-830 新発売 ケツト科学研究所2025年10月14日