兼松・森永乳業と共同 ブラジル産コーヒー豆の持続可能なサプライチェーン構築へ TOWING2025年5月23日
TOWING、兼松、森永乳業は共同で、コーヒー2050年問題に対する施策およびサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量削減策の一つとして、ブラジルのコーヒー生産者であるダテーラ農園の育苗地を対象に、TOWINGの高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を施用する実証実験を開始した。
宙炭を散布したダテーラ農園の苗木
「宙炭」は、地域の未利用バイオマスの炭化物に対し、TOWINGが保有する土壌由来の微生物群を効率的に選別・培養する技術を用いて実現した土壌改良資材。減化学肥料・有機転換の促進、作物の品質や収穫量の向上など、多くの有効機能を持つ。一般的なバイオ炭の特徴である「炭素固定による温室効果ガス排出量削減」、「残渣利活用によるサーキュラーエコノミー」に加え、「農地内の土壌微生物群の活性化による土質改善を通じたネイチャーポジティブ」とサステナビリティにおける3つの主要課題に対する貢献が期待される。
実証実験では、コーヒー豆の収穫量・品質、農地および土壌の炭素貯留量・性質改善率等を分析・評価すると共に、環境再生型農業の促進可能性を検証。一定の成果をもってより広範囲な実証へと移行していく。
将来的には、ダテーラ農園が実施する持続可能なコーヒー生産体系の更なる促進およびサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量削減に寄与するカーボンインセットの実現を通して、気候変動対応の更なる推進。また、サプライチェーンパートナーとの関係強化に繋げ、より持続可能なサプライチェーンの協創を目指す。
カーボンインセットは、サプライチェーン内で削減・除去された温室効果ガス排出量を同一サプライチェーン"内"で取り込む仕組み。
カーボンインセットの流れ
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