サツマイモ・ジャガイモの魅力を展示 農水省・消費者の部屋2016年10月25日
東京都千代田区にある農水省北別館1階の「消費者の部屋」で10月24日(月)から28日(金)まで、「さつまいも・じゃがいもの週 いもの魅力、再発見!」を開催。生食用のほか、加工食品など身近な食材に利用される品種などを紹介している。
開催は今回で3度目。初日の24日は230人が来場。前回は合計で1401人の来場があった。
歴史や品種、栽培方法、でん粉などの加工品、サツマイモの輸出の取り組みなどをパネル展示。また新品種の青果をそれぞれカットした面が見えるように配置。このほか、加工品などの展示やレシピの紹介も行われている。
さらに、12時から13時は、いもけんぴ、ポテトチップス、さつまいもでんぷんの入った「まるぼーろ」、からいもあめの試食が行われる(なくなり次第終了)。試食をした人からは「うまい!」「まるぼーろにさつまいもでんぷんが入っているなんて」と驚きの声が多かった。
会期中は(一財)いも類振興会の方が品種などについて詳しい説明をしてくれる。同会の中澤需要推進部長は「展示しているサツマイモやジャガイモをスーパーで見かけないときはなぜか、甘いものはどれか、などといった質問をいただく。地元の道の駅などでの販売しかないサツマイモやジャガイモには、味は素晴らしく良いのに、貯蔵性や収量にまだ課題がある品種のことが多い」と話した。
(写真)品種の違いを切り口などから読み取ろうとする来場者、にぎわう消費者の部屋、レシピも冊子で紹介、提供された試食はどれもおいしい
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