春・初夏どり 晩抽性一本ネギF1「初夏扇」 サカタのタネ2016年12月15日
(株)サカタのタネは1月から一本ネギのF1新品種「初夏扇(しょかおうぎ)」を販売する。春から初夏にねぎ坊主(花芽)が上がりにくい晩抽性。
合黒(あいぐろ)系一本ネギで中早生品種。特徴は春でも花芽が上がりにくい晩抽性が従来品種より優れている点だ。
春どり、初夏どり栽培に向いている。供給減でこの季節は市場価格が高値で推移する。
さらに品質は同時期の他の一本ネギと比べ、葉色が濃く見栄えがよい。栽培中に葉折れが少ないため土寄せなどの管理もしやすく、立性のため出荷時の機械化に対応しやすい。
5月ごろはネギの襟部(えりぶ)が割ける「襟割れ」が出やすくなるが、「初夏扇」は生育が穏やかで出にくい。
同社が10年以上かけて開発した「渾身」の新品種で、生産者に余裕を持った収穫スケジュールと出荷ロス軽減を提供する。
希望小売価格(税抜)は1dl入袋が9250円、ペレット6000粒入が6400円。
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