結球・形状安定 玉レタス「パワースイープ」 サカタのタネ2017年1月11日
(株)サカタのタネは1月から玉レタス新品種「パワースイープ」の販売を始めた。肉厚でシャキッとした食感。耐病性をもち、結球が安定している品種。
中早生品種で温暖地や団地の秋冬採りや4、5月採りに向いている。
形状と結球が安定しており、葉のまきがよい。偏平の球状(扁円形)のため、出荷時に段ボール箱に詰めやすく、作業性もよい。10キロのダンボ―ル箱に冬だとおよそ19玉詰めて出荷ができる。
レタスは、肋(ろく、縦に走っている太い葉脈)が天候の変化で片方だけ太くなるなど形状がばらけてしまうことがあるが、パワースイープは肋の形が整っており、収穫の効率などがよい。さらにレタスべと病、ビッグベイン病の耐病性を持っている。
結球レタスの「セレブレーション」シリーズのひとつとして販売。希望小売価格(税抜)はペレットシード缶5000粒入りで6400円。全国の種苗店、JAルートを通じて販売する。
同社はレタスの需要が今後も伸びると考え、品種開発に力をいれていくと、11日に開催したサカタフェアで発表している。
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