G-GAP「輸出も視野にいれた取得を」 東京野菜普及協会2017年5月12日
大田市場で仲卸を営む(株)大治が中心となって立ち上げた東京野菜普及協会は、このほど、第2回総会を開いた。また同日はG-GAPについての説明会も開き、今後は輸出なども視野に入れた東京野菜の普及をめざす。
東京野菜普及協会は(株)大治と取引のある農家・JAの組合員などを中心に、現在約50戸、70名ほどが所属している。東京産の野菜を「東京野菜」としてブランド化し普及している。都内23区や多摩地区、小笠原諸島など東京には多様な栽培地域があること、そして輸送コストや排出炭酸ガスの低減や都市緑地の保全などに効果的とPRする。
同協会はG-GAP(農業生産工程管理)の団体認証取得を目指しており、取得の必要性などについて説明会を開いた。GAPは、2020年に開かれる東京オリンピック・パラリンピックでの生鮮野菜の調達標準の1つに採用される見込み。担当者は「『東京野菜』を知ってもらう起爆剤となってほしい」と意気込む。
またGAP取得については「(株)大治が香港やシンガポールに輸出しているため、東京オリパラで終わりではなく、長い目でみて販売促進していきたい」と話した。参加した農家からは「個人で認証を取得しようか迷っていたのでありがたい」「知識がないので一緒に学んでいきたい」などの声が上がったという。
(写真)日本橋高島屋での展開
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ダイズ、野菜類、花き類にオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年9月3日
-
【農協時論】小さな区画整理事業 生産緑地保全と相続対策の要に JA東京スマイル 眞利子伊知郎組合長2025年9月3日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 愛媛県2025年9月3日
-
【注意報】ねぎ、キャベツなどにシロイチモジヨトウ 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年9月3日
-
【注意報】いちごに炭疽病 県下全域で多発のおそれ 愛媛県2025年9月3日
-
「コウノトリ育むお米」4万4000円 JAたじまが概算金 「消費者も付加価値を理解」2025年9月3日
-
【人事異動】農水省(9月2日付)2025年9月3日
-
8月大雨被害に営農支援策 農機修繕、再取得など補助2025年9月3日
-
緑茶輸出 前年比9割増 7月の農産物輸出実績2025年9月3日
-
JA貯金残高 107兆337億円 7月末 農林中金2025年9月3日
-
『農地六法 令和7年版』発売 農地法関連政省令・通知を完全収録2025年9月3日
-
【人事異動】日本製紙(10月1日付)2025年9月3日
-
【人事異動】エスビー食品(10月1日付)2025年9月3日
-
北欧100年のスマート農機「Sveaverken F200自動操舵システム」販売開始 セキド2025年9月3日
-
地産全消「野菜生活100 青森りんごミックス」新発売 カゴメ2025年9月3日
-
新潟県産米粉100%使用「米パン粉」乾燥タイプへリニューアル タイナイ2025年9月3日
-
起業家精神に富んだ農業生産者を表彰「GROUNDBREAKERS AWARD」NewsPicksと開催 クボタ2025年9月3日
-
岩手県遠野市と協働「一番搾り とれたてホップ生ビール」11月発売 キリンビール2025年9月3日
-
「飛騨市まるごと食堂」30日まで開催中 生産者×飲食店コラボ限定メニュー提供2025年9月3日
-
「じゃがいも収穫ファンミーティング」一大産地の北海道十勝で開催 カルビー2025年9月3日