播種期長く極晩抽性「春ダイコン」発売 サカタのタネ2017年10月10日
サカタのタネは、播種期が長く極晩抽性で安定して出荷できる春ダイコン「春自慢」の種子を12月から発売する。
これまでの春ダイコンは、播種期が短く適応作型の幅が狭いため、栽培時期に合わせて数品種を使い分けるケースが多かったが、最近の気候変動でほ場のコンディションが整わず播種のタイミングを逃すなど、生産者は苦労している。
同社が今回発売する「春自慢」は、播種期が長く一般的な品種の2倍の長さの作型に対応できる。また、春ダイコンは、抽だいや変動する気候の影響で青果の長さや太さにばらつきが出やすいが、「春自慢」は、抽だいが遅く気温の変化に比較的鈍感なので天候に左右されにくく生育のそろいや根のまとまりがよく「形状の乱れが少ないため安定して出荷することができる」という。
さらに、萎黄病耐病性を持ち、高温・多湿条件でみられる横縞症が出にくく、肉質は緻密で、食味は辛みが少ないという。
(写真)播種期長く極晩抽性「春ダイコン」
【希望小売価格】
1袋800粒入り1500円、1袋8000粒入り1万4500円、ペレットシート5000粒入り1万800円(以上、営利生産者向け、税抜き価格)。
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