能登工場で育った「奇跡のぶなしめじ」商品化 25日から数量限定で受注開始 ミスズライフ2024年7月26日
カットぶなしめじのパイオニア、株式会社ミスズライフは7月25日、1月1日の能登半島地震で被災した同社の能登工場で生き延びたぶなしめじを育成し、復活させたカットぶなしめじ「奇跡のぶなしめじ」を発売。スーパー、飲食店等に向けて数量限定で受注開始。能登地震を生き残った菌床に限りがあり、数量限定での生産となる。
「奇跡のぶなしめじ」は、能登半島地震で被災し、同社の能登工場で生き延びたぶなしめじを培養、生育して復活させたぶなしめじ。地震発生時に培養中だった280万本の培養瓶から、菌糸が死滅していない瓶120万本を確認し、一部を6~7月にかけてテスト生育を2回行った。その結果、品質的にも風味としても問題ないことを確認し、このほど商品化に至った。
被災して過酷な環境でも生き残り再び育ったことや、同社の能登半島地震の復興の象徴になればと「奇跡のぶなしめじ」と名付けられた。
通常のぶなしめじに比べて、培養期間が3倍以上となり、サイズは大ぶり(当社比)に育ったぶなしめじもあるほか、うまみ成分であるグルタミン酸やアラニンが1.5倍。通常より強い風味としっかりした食感を楽しめる。定番の味噌汁や、素材の味をしっかり味わえる野菜炒めやホイル焼きなど、素材の味を楽しめる調理法もおすすめ。
同商品の売上の一部は能登半島地震災害義援金として寄付される。
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