28年産牧草収穫 前年産比5%減少2017年3月8日
北海道の台風被害が影響
農林水産省は3月7日、28年産の飼料作物の収穫量を公表した。全国の牧草の収穫量は前年産にくらべて5%減少した。
牧草の収穫量は2468万9000tで前年産にくらべて140万3000t(5%)減少した。
作付け面積は73万5200haで前年産並みだったが、10aあたりの収量は3360kgで前年産にくらべ5%下回った。全国の牧草収穫量の7割を占める北海道で6月から9月までの天候が不順で生育が抑制されたため。
青刈りとうもろこしは収穫量425万5000tで前年産にくらべ56万8000t(12%)減少した。作付け面積は9万3400haで前年産より1000ha(1%)増加したが、10aあたりの収量は4560kgで前年産にくらべて13%下回った。収穫量の6割を占める北海道で天候不順で生育が抑制されたことに加え、相次いだ台風による倒伏折損被害があったことによる。
ソルゴーは収穫量65万5300tで前年産にくらべ7万3300t(10%)減少した。作付け面積は1万4800haで前年産にくらべて400ha(3%)減少した。他作物への転換が進んだため。
10aあたりの収量は4430kgで前年産にくらべて8%下回った。宮崎、長崎、鹿児島の3県で全国収穫量の5割を占めるが九州で天候不順で生育が抑制された。
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