耕地利用率 前年並みの91.7%-28年2017年9月1日
農林水産省は8月29日に平成28年農作物作付延べ面積と耕地利用率を公表した。
田の作付延べ面積は225万7000ha。水稲(子実用)等の作付面積が減少したものの、飼肥料作物、麦類(子実用)、豆類(乾燥子実)等の作付面積が増加したことから前年並みとなった。
田の耕地利用率は92.8%で前年にくらべ0.3ポイント上昇した。
畑の作付延べ面積は184万5000ha。雑穀(乾燥子実)の作付面積が増加したものの、飼肥料作物、野菜、果樹等の作付面積が減少したことから前年にくらべ1万9000ha(1%)減少した。
畑の耕地利用率は90.5%で前年にくらべ0.4ポイント低下した。
この結果、田畑計の作付延べ面積は410万2000haとなり、前年にくらべ2万5000ha(1%)減少した。
田畑計の耕地利用率は91.7%で前年並みとなった。
田畑計の作付延べ面積の内訳は、水陸稲(子実用)147万9000ha(36%)、飼肥料作物108万2000ha(26%)、野菜52万1300ha(13%)、麦類(子実用)27万6000ha(7%)、その他(果樹、豆類等)74万3700ha(18%)となっている。
現行の基本計画(平成27年)では37年度の目標を作付延べ面積443万ha、耕地利用率101%としている。
(関連記事)
・耕地面積2.5万ha減 447万1000ha-28年(16.10.26)
・耕地利用率91.8% 前年並み-27年(16.08.31)
・耕地面積449万6000ha-27年(15.10.28)
・飼料用米の作付増加-作付延べ面積と耕地利用率(15.08.26)
・耕地面積0.4%減 7月15日現在(14.11.18)
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