【JCA週報】顧客を直視する農協共販 農業者と実需者との相互作用(岩﨑真之介)2023年2月27日
「JCA週報」は、日本協同組合連携機構(JCA)(会長 中家徹JA全中代表理事会長、副会長 土屋敏夫日本生協連代表会長)が、各都道府県での協同組合間連携の事例や連携・SDGsの勉強会などの内容、そして協同組合研究誌「にじ」に掲載された内容紹介や抜粋などの情報を、協同組合について考える資料として発信するコーナーです。
JCAでは、研究成果を広く発信することを目的に、農業書を中心に幅広いテーマを扱う「筑波書房ブックレット」の一環として、『JCA研究ブックレット』)シリーズを刊行しています。
今回は、JCA研究ブックレットNo.31「顧客を直視する農協共販 農業者と実需者との相互作用」です。
顧客を直視する農協共販 農業者と実需者との相互作用
岩﨑真之介(JCA副主任研究員)著 定価750円+税 A5版/63ページ
農青果物需要の多くを加工・業務用需要が占めるなかで、農協共販には加工業者や外食・中食業者などの実需者へと接近し、その個別的ニーズへ対応することが求められています。
――農協共販に参加する農業者が、そうした実需者と相対して情報や意見を交わすことは、農協共販の競争力にどのような影響をもたらしうるのか――
本書ではこの問いを中心に据え、JA豊橋における加工・業務用キャベツの産地づくりの実践を中心として、実需者との個別的取引に適応するための農協共販のあり方を考察します。

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