恩師のサンドイッチ【消費者の目・花ちゃん】2023年11月11日
しばらく休業していた行きつけのパン屋さんが再開したので、列に並んでお気に入りの食パンを買いました。おいしい食パンが手に入ると、学生時代に恩師から教わったサンドイッチが無性に食べたくなります。材料は食パン、バター、スライスチーズ、ハム、レタス、トマト、ゆで卵とマヨネーズです。早速、スーパーに足りない材料を買いに行きました。
スライスチーズとハムは以前よりも値上がりしているものの、値上げ幅は僅か。レタスは結球レタスを使いたいところですが、まるまる1玉は食べきれないと思い、加工されているミックスレタスを買うことにしました。リーフレタスも考えましたが、やはりシャキシャキ感は玉レタスにはかないません。さて、残るはトマトです。
ニュースでトマトが高騰していると聞いてはいましたが、実際に値段を見て驚きました。トマト1個が300円近くしているではありませんか。3~4個で300円くらいというイメージがあったので、1個300円がとてつもない値段に思えました。冷静に考えればコンビニのデザートとさほど変わらない値段なのに。しかし、トマトなしではこのサンドイッチが成り立たないので、できるだけ形の良いトマトを1個選んで購入しました。
トマトは厚めにスライスするのがみそで、サンドイッチにした時のトマトの存在感が際立ちます。バターを塗った食パンにスライスチーズ、ハム、レタスを順に重ね、厚切りトマトをのせたら、ゆで卵のマヨネーズ和えをたっぷり。さらにレタスをのせ、もう1枚の食パンで蓋をします。あごが砕けんばかりの厚みから、ついた名前が「ジョー・ブレーカーズ・サンド」。300円のトマトを買って良かったと思った瞬間でした。
(花ちゃん)
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