CS向上に向け全国交流集会 JA自動車損調担当審査員2016年7月13日
JA共済連は7月7日と8日、千葉県のJA共済幕張研修センターで「平成28年度JA自動車損調担当審査員全国交流集会」を開いた。JA職員84人、県本部職員44人の計128人が参加し、これからも高いCS(顧客満足)活動を続けていくため講演や分科会を行った。
参加したのは「まかせて安心活動」に積極的に取り組んでいるJAや自動車共済お客様アンケートの結果、総合満足度などで優秀な実績や改善が認められたJAなどで、損害調査サービスの中心的役割を担っているJA審査員。この交流集会は、CS向上の優良事例や組織意識の共有化を通じて自動車損害調査部門での一体感の醸成や取組意欲の向上を図ることを目的に平成23年から行われている。
開催にあたり石戸谷常務が挨拶で、交流集会が行われる経緯と、ASV(先進安全自動車)などの影響で交通事故が減少して行く見通しについて、自動車共済や保険のあり方も大きく変化していくのではと述べた。「組合員・利用者の信頼と期待に応え『安心』『満足』を提供するJA共済事業の使命の一つは、様々な環境変化があったとしても変わらない。困っている契約者がいれば助け合う気持ちも変わらない」とこれからの決意を語った。
講演を元プロ野球選手で現野球解説者の佐野慈紀氏が「明日から行うCS活動とそれをささえる私たちのやりがい(大切に思うこと)」をテーマに行った。
分科会では契約者や利用者に対して笑顔で優しく思いやりを持った対応などが重要だということを再確認し、安心してもらうために契約者の気持ちを受け止め、一つ一つ丁寧に対応し、信頼関係を築く必要があると発表した。また担当者一人だけでなくJA全体で契約者対応を行い、強化して行く事がCS活動の向上につながり、最終的には担当者のモチベーションも向上していくのでは、とまとめた。
(写真)グループワーク、自動車交流集会
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