1.4~1.5%の成長 国内景気は回復基調続く 農中総研2017年5月23日
2017~18年度経済見通し
農中総研は22日、2017~18年度改訂経済見通しを発表した。それによると「視界不良ながらも、国内景気は回復基調を継続」するとして、17年度1.4%、18年度1.5%の経済成長を見込む。
見通しによると、米国のトランプ政権の経済政策、北朝鮮の挑発的な軍事行動、EUのポピュリスト政党の躍進など、世界は不透明な状況が続いているが、実体経済は新興国を中心に回復基調をたどっているという。
それがわが国の輸出増を促し、生産・設備投資などの企業活動に好影響を与えている。また年末に足踏み状態になって、民間消費にも持ち直しが見られるなどで、「国内景気は回復傾向にある」と分析する。
先行きについては、17年度前半は経済対策の効果が期待され、さらに年度下期には雇用環境の改善を背景に「企業から家計」への所得還流が強まり、経済の好循環が始まるとみられ、「こうした回復基調はしばらく継続するだろう」とみる。
一方、米国初の金利上昇などで「ゼロ%程度」という長期金利の目標の維持が難しくなる場面も想定されるが、その際には「指値オペや固定金利オペなどを駆使して金利上昇を抑制するだろう」と見通す。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(158)-改正食料・農業・農村基本法(44)-2025年9月6日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(75)【防除学習帖】第314回2025年9月6日
-
農薬の正しい使い方(48)【今さら聞けない営農情報】第314回2025年9月6日
-
【注意報】普通期水稲に紋枯病 県内全域で多発のおそれ 長崎県2025年9月5日
-
「適正な価格」の重要性 消費者に訴える 山野全中会長2025年9月5日
-
米価暴落防ぐ対策を 小泉農相に小松JA秋田中央会会長2025年9月5日
-
(451)空白の10年を作らないために-団塊世代完全引退後の「技術継承」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月5日
-
【統計】令和7年産一番茶の荒茶生産量 鹿児島県が初の全国一位 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(組織法人)10a当たり0.7%増 60kg当たり1.6%増 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】大豆生産費(個別)10a当たり0.8%増 60kg当たり10.7%減 農水省調査2025年9月5日
-
【統計】冬キャベツ、冬にんじんの収穫量 前年比2割減 農水省調査2025年9月5日
-
長野県産ナガノパープルのスイーツ「いっちょう」「萬家」全店で提供 JA全農2025年9月5日
-
『畜産酪農サステナビリティアクション2025』発行 JA全農2025年9月5日
-
「国産シャインマスカット」全国のファミリーマートで販売 JA全農2025年9月5日
-
「わたSHIGA輝く国スポ2025」参加の広島県選手団へ清涼飲料水贈呈 JA共済連広島2025年9月5日
-
「いちはら梨」が当たるSNS投稿キャンペーン実施中 千葉県市原市2025年9月5日
-
猛暑対策に高性能遮熱材「Eeeサーモ」無料サンプルも受付 遮熱.com2025年9月5日
-
農機具王とアグリスイッチ 構造再編をチャンスに「週末農業プロジェクト」始動2025年9月5日
-
鳥インフル ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を解除 農水省2025年9月5日
-
旬の巨峰を贅沢に「セブンプレミアム ワッフルコーン 巨峰ミルク」新発売2025年9月5日