人工知能活用で実証実験-農林中央金庫2017年9月11日
農林中央金庫は9月8日、フィンテック(ICT等を駆使した金融サービス)に対応するため、人工知能(AI)技術を活用した実証実験を開始すると発表した。
農林中央金庫は国内で初のフィンテック(Fin Tech)スタートアップ企業集積拠点のFINOLAB(運営:三菱地所、電通、電通国際情報サービス)へ企業会員として参画し、海外ではシリコンバレーでスタートアップ企業の育成や支援を行うPlugand Play LLCとパートナーシップ契約を締結して情報収集を行っている。
今年7月にはデジタル技術の活用による業務変革に向けデジタルイノベーション推進部を設置した。
今回の取り組みは農林中金とグループ内の業務効率化をめざして企業と連携して実証試験を行うもの。具体的には▽財務書類の手書き文字読み取り(AL inside株式会社)、▽リテール業務の事務にかかわるグループ内部の照会応対(株式会社グルーヴノーツ)、▽貸出取引システムにかかわる農林中金内部の照会応対(株式会社Studio Ousia)を行う。
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