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紙業務から脱却し間接業務をデジタル化「SAP Concurソリューション」導入 共栄火災2021年5月10日

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出張・経費管理クラウドの(株)コンカーは5月6日、共栄火災海上保険の間接費管理基盤として、「SAP Concurソリューション」が採用されたことを発表した。

「Concur Expense」と「Concur Invoice」の導入により期待できる効果とメリット

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、様々な分野でデジタル化が急速に進んでいる。大きな社会変革が起こる中、企業の競争力を高め、成長を維持し続けるために間接業務の省力化を進め、企業成長の根幹を支えるコア業務に社員が注力できる環境を作ることが求められている。

共栄火災は、こうした変化に対応し、現場で働く社員からの間接業務負荷の削減要望に応えるため、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」と請求書管理クラウド「Concur Invoice」などSAP Concurソリューションを採用。紙を中心とした従来の業務フローから脱却し、間接業務のデジタル化をめざす。

「Concur Expense(経費精算・管理クラウド)」の導入により、法人カードや交通系ICカード等とのデータ連携による入力業務を効率化。モバイルアプリを使うことで、時間や場所を問わず経費精算の申請と承認が可能になる。また、自動規程チェック機能による、内容突合作業の効率化などが図れる。また、「Concur Invoice(請求書管理クラウド)」では、OCR読み取り機能による、請求書入力業務を効率化。また、自動規程チェック機能による、内容突合・承認作業時間の短縮や、デジタル管理による、書類の手渡し、ファイリング、倉庫保管など業務負荷を削減する。

今後は2022年7月を目途に従業員約2600人を対象に導入予定。削減効果として経費精算業務で66%、請求書処理業務で40%の業務時間削減を見込んでいる。また、電子帳簿保存法に即した運用を行い、領収書と請求書の電子化を進め、業務のペーパーレス化を進める。

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