農林中央金庫 経常利益86%増-21年度第1四半期決算2021年8月4日
農林中央金庫は8月3日、2021年度第1四半期決算を発表した。外貨調達費用の減少などで安定的な収益を確保、経常利益は前年同期比で86%増えた。
経常収益は前年同期比530億円増の3428億円となった。資金運用収益は同▲1204億円の1152億円となったが、その他の経常収益が伸びた。
経常費用は同248億円増の2818億円となった。このうち外貨調達費用の減少で資金調達費用は同▲625億円の1275億円となった。
この結果、連結経常利益は同281億円増益の610億円、親会社株主に帰属する純利益は同162億円増益の471億円となった。
バランスシートのうち、資産の部では前年度末比(以下、同)で貸出金が▲2916億円の21兆8109億円、有価証券が▲8758億円の47兆2180億円となった。有価証券は売却、償還などで減少した。連結総資産は前年度末より6703億円増えて108兆3181億円となった。
負債の部では預金が1兆2132億円増えた。純資産は1440億円増の8兆996億円となった。
農林中央金庫単体の総資産は5797億円増の105兆8178億円、純資産は1364億円増の7兆9624億円となった。
市場運用資産は約58兆円。有価証券評価益は2957億円増の2兆9796億円となった。
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