農林中金、JA三井リースなど3社が私募リート組成に向けた取組み開始2021年12月21日
農林中央金庫、JA三井リース(JAML)、JA三井リース建物(JAML)の三者は、2022年9月までの私募リート運用開始に向けて、体制整備や業務に必要となる許認可取得の手続きを開始した。
取組のストラクチャー
農林中金とJA三井リースは、共同で設立する不動産アセットマネジメント会社「(仮称)農中JAML投資顧問株式会社」を通じ、新設する私募リート「(仮称)農中・JAMLリート投資法人」を運用する。農林中金はメインスポンサーとJA三井リース、JA三井リース建物は共同スポンサーの立場で、各者が持つ不動産投資・開発の実績やノウハウを活用し、私募リートの安定的な成長を一体となって支える。
今回、新規組成する私募リートは、オフィス、商業施設、住宅、物流施設を中核に、幅広い不動産を投資対象とする総合型の私募リート。当初の資産規模は約150億円で、運用開始5年以内を目途に1000億円規模、中長期では5000億円規模への拡大をめざす。3社はこの私募リート新規組成・運用を通じて、安定的な事業基盤を構築。農林水産業はじめ社会の持続的な発展に貢献する。
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