県信連ベース決算 経常利益1646億円 前期比+285億円 2021年度決算2022年7月20日
農林中央金庫は7月15日、32信連ベースの2021年度決算状況を公表した。
2021年度は経常利益は1646億円で前期比+285億円となった。当期剰余金は1435億円で同+336億円となった。
貯金残高は69兆194億円で同+830億円となった。貸出金残高は8兆7174億円で同+696億円、有価証券残高は22兆1639億円で同+7279億円)、預け金残高は41兆2728億円で同▲1兆5800億円となった。
以上から総資産額(債務保証相当額を除く)は77兆4038億円となり、同▲4570億円となった。
調達・運用資金利ざやは前期比+0.02ポイントの0.10%となった。
自己資本比率は加重平均で15.7%となり、前期比+0.3ポイントの上昇となった。
農協法に基づく開示債権は811億円で同▲89億円となり、貸出金残高に占める割合は同▲0.1ポイントの0.9%となった。
全国47都道府県のJAの貯金残高は108兆3421億円で同1兆4721億円増、+1.4%となった。貸出金残高は22兆3370億円で同+7414億円となった。有価証券残高は5兆5528億円で同8110億円増、系統預け金残高は80兆1426億円で同▲1292億円となった。
信連の2022年度の見通しについて農林中金は「一定程度の収益が確保される見通し」としている。
信連は農林中金と統合した青森、宮城、秋田、山形、福島、栃木、群馬、千葉、富山、岡山、長崎、熊本と、JAならけん、JAしまね、JAおきなわを除いた32都道府県にある。
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