「ぼうさいこくたい2023」にブース出展、体験型防災・減災プログラムで地域貢献活動を強化 JA共済連2023年9月19日
JA共済連は9月17・18日の両日、内閣府などが主催する「ぼうさいこくたい 2023」にブース出展した。巨大地震を再現する「地震ザブトン」を用いた体験型防災・減災プログラムには、連日多くの家族連れで賑わい、2日間で200人強が来場した。
ザブトン教授の防災教室の開催風景
今年は、大正12年(1923年)に発生した、関東大震災から100年の節目に当たる。発生日である9月1日が「防災の日」と定められているように、過去に学び、次代へつなぐ、防災・減災の取り組みが求められている。こうした中、神奈川県横浜市の横浜国立大学で行われた「ぼうさいこくたい2023」には、祝日を含む3連休とあって多くの来場者で賑わった。
関東大震災級の地震を想定した14地点の揺れを再現したマップを手に、田中課長と伊藤主幹
JA共済連は、大学生協がある会館のホールに『ザブトン教授の防災教室』をブース出展した。この防災教室では、来場者は可搬型地震動シュミレーター「地震ザブトン」に乗り、過去の地震の怖さを疑似体験し、パネルで家具固定などの安全対策について学び、さらに、おさらいカードを家に持ち帰り、実際に対策をする、という「感じる・学ぶ・備える」の三拍子そろったプログラムとなっている。
今回は、関東大震災級の震度6~7の地震を想定し、首都圏1都3県(東京都、神奈川、千葉、埼玉)における複数地点(計14地点)の揺れを再現した。また、 首都直下地震の一つである都心南部直下地震が発生した場合に、都内で震度7が想定される地点の揺れを再現するコンテンツも追加した。
同連・調査広報部事業広報グループ課長の田中弘毅氏は「昨年の兵庫県神戸市での(ぼうさいこくたい)開催に続き2年連続でブース出展した。建物保障は共済事業の根幹なので、地震が起きてしまってからの保障のみならず、事前の防災・減災の取り組みを地域貢献活動の一環として進めている。『お尻で感じる、頭で学ぶ』をコンセプトとした地震ザブトンは、いざ動き出すと何もできない揺れに来場者はびっくりし、地震の発生は防げないが、家具固定を勉強して減災に備えようという、気づきにつながる」と語った。
ブース内はクイズ形式のパネルで学べるゾーンに工夫した
また、連日来場者と接していた、同連・農業・地域活動支援部地域貢献運営グループ主幹の伊藤仁美さんは「(地震ザブトンには)4歳から乗れるので、小さなお子さんと一緒に来場する親子連れが多かった。大きな地震の揺れを親の世代は東日本大震災で経験しているが、子供は経験していないので、今回の体験を通じて記憶に残る意義は大きいと思う。地震が起きた時に、意外と子供が1人でいることが多いので自らの命を守ることを考えられるように工夫した。実際に震度6~7の揺れが来ると何もできないが、家具が倒れて津波や火災などで逃げ遅れるケースが非常に多いので、子供部屋の本棚の位置など家具転倒の防止について子供たちから学んで、お母さんがハッとする場面を見る機会が多かった」と感想を述べた。
来年の「ぼうさいこくさい2024」は、2024年10月19・20日に熊本県での開催が決定している。
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