能登半島地震 支払い共済金1037億円 4月30日現在2024年5月7日
JA共済連は5月7日、能登半島地震被害に対する共済金の支払額が4月30日現在で1036.8億円となったと発表した。
損害調査の様子(石川県で1月撮影)
建物更生共済の共済金支払い件数は8万5505件、共済金支払額は1036.8億円となった。
令和になってから共済金支払額が1000億円を超えた自然災害は、令和元年10月の台風19号(共済金支払額:1014億円)、令和3年2月の福島県沖地震(1098億円)、令和4年3月の福島県沖を震源とする地震(1522億円)がある。
今回の事故受付件数は12万1108件、調査完了件数は11万5548件で調査進捗率は95.4%となっている。
震源地の石川県だけでなく、新潟県、富山県でも支払共済金額は100億円を超えており、広い地域で被害が出ていることが示されている。
JA共済連は迅速な損害調査と共済金支払いを実現するため、全国規模の広域査定支援体制を確立し、被災県域の職員に加え全国から延べ1230人(石川県750人、富山県391人、新潟県89人)の職員を派遣して損害調査を実施した。
また、早期に共済金支払いを完了するため被災県域に加え3拠点(全国本部・川崎センター・大阪センター)で集中事務処理支援体制(延べ219人)を構築するなど、調査が完了した事案の支払処理を行っている。
JA共済連は引き続き、被害を受けた組合員・利用者に共済金を一日も早く届けるようJAと一体となって取組むとしている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日