毎日ごはんを食べる人は6割 JA全中2013年4月25日
6割以上の日本人が、毎日ごはんを1食以上食べている。JA全中は4月23日、「ごはん(お米)に関する生活者向け意識調査」の結果を発表した。
◆最も好きな主食、ごはん8割、パン1割
最も好きな主食では、「ごはん」が80%でトップ。次いで「パン」が11%だった。米の消費量減少などが伝えられているが、「日本人の多くはごはん好きだということを改めて確認した」(JA全中広報部)結果となった。
また、ごはん好きとパン好きには男女の差が大きく出た。ごはんを好きな人は男性が86%だが、女性は73%で13ポイントの差があった。一方、パンは女性の支持率が高く、男性4%で女性17%だった。3位以下は、パスタ4%、うどん3%、そば2%と続く。
1週間にごはんを食べる頻度を聞いたところ、3食のいずれかで毎日ごはんを食べるとの回答が56%で半数を超えた。週4日以上になると9割を超え、平均では1週間あたり6.04日は、1食以上ごはんを食べているという結果になった。
ここでも男女差は顕著で、男性のごはん食頻度が週6.23日なのに対し、女性は5.86日。特に若い女性で毎日食べるという答えが低く、20代女性43%、30代女性35%、40代女性48%と、半数以下だった。
また、ごはんを毎日食べるのは「夕食」との答えが48%あった一方、朝食では週に1度もごはんを食べないとの回答が42%もあった。
この結果から、「朝ごはんを食べることの大事さや機能性、栄養価などをPRし、朝食で食べてもらうように訴えていきたい」としている。
◆自由な食べ方でごはんを
ごはんを食べる理由については、「どんなおかずにも合うから」が64%でトップ。次いで、「味・食感が好き」56%、「習慣」43%となっている。
また、好きなごはんのお供は「納豆」が52%でトップ。次いで、「タラコ・明太子」48%、「海苔」48%、「ふりかけ」41%、「生卵」36%と続く。そのほか、「しらす、梅干し、かつお節、みりん、醤油、ごまを混ぜたもの」、「バターを溶かしてタラコを入れる」、「卵、しらす、海苔で1杯、納豆で2杯、梅干しとハクサイの漬物で3杯」など、こだわりのマイレシピを答えた人も多く、それぞれ自由な食べ方でごはん食を楽しんでいることがわかった。
好きなお弁当のおかずは「卵焼き」が1位。そのほか、男性は「唐揚げ」、「ウィンナー」など肉系、女性は「きんぴら」、「煮物」など野菜系が多いという結果になった。
調査は20?60歳の男女1000人に対し、3月29日から4月2日までインターネットで行った。
(関連記事)
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