水田作の法人経営では１組織あたりの農業粗収益は4828万円となり、農業経営費は3150万円となった。この結果、農業所得は1678万円となった。24年にくらべて約240万円減少（▲12.7％）した。経営概況は作付け延べ面積が約32ha、農業従事構成員15.30人。
　このうち集落営農では農業所得は約211万円減（▲11.6％）の1612万円となった（約30ha、22.09人）。また、任意の集落営農組織では約109万円減（▲10.4％）の940万円となった（約34ha、29.39人）。
　水田作経営以外の組織法人の経営収支は以下のとおり。

【耕種経営】
▽畑作経営（経営耕地面積約44ha、農業従事者数7.47人）＝農業粗収益6655万円（以下[1]）、農業経営費5409万円（同[2][2]）、農業所得1246万円（同?）
▽露地野菜作経営（約31ha、12.25人）＝[1]１億3213万円、[2]１億2345万円、[3]868万円
▽施設野菜作経営（約1.7ha、12.21人）＝[1]１億４万円、[2]8974万円、[3]1030万円
▽果樹作経営（約7.2ha、13.25人）＝[1]3529万円、[2]3071万円、[3]458万円
▽施設花き作経営（約1.3ha、9.03人）＝[1]6602万円、[2]5829万円、[3]774万円

【畜産経営】
▽酪農経営（月平均搾乳牛飼養頭数187頭、牛乳生産量約1685ｔ、農業従事者数7.45人）＝[1]２億1073万円、[2]１億8732万円、[3]2342万円
▽肉用牛経営（月平均飼養頭数951頭、肥育牛販売頭数771頭、7.35人）＝[1]３億8711万円、[2]３億6529万円、[3]2181万円
▽養豚経営（月平均飼養頭数8996頭、肉豚１万8105頭、15.82人）＝[1]６億4221万円、[2]６億3494万円、[3]728万円
▽採卵養鶏経営（月平均飼養羽数14万1486羽、鶏卵生産量約2600ｔ、28.15人）＝[1]５億6423万円、[2]５億2993万円、[3]3430万円
▽ブロイラー養鶏経営（販売羽数53万6000羽、4.02人）＝[1]２億3503万円、[2]２億2996万円、[3]507万円