令和2年産近江米「コシヒカリ」米の食味ランキングで「特A」獲得 滋賀県2021年3月8日
3月4日発表の日本穀物検定協会の令和2年産米の食味ランキング(2021年)で、滋賀県産「コシヒカリ」は昨年に引き続き2年連続で最高ランク「特A」評価を獲得。同県の三日月大造知事に報告した近江米振興協会のメンバーと関係者らは、くす玉を割って喜びを分かち合った。
「特A」評価にくす玉を割って祝う三日月知事(右から二人目)ら近江米の関係者
食味ランキングは昭和46年産米から毎年発表されており、「特A」ランクは平成元年から設定。令和2年産米は全国で154産地品種が供試され、そのうち53産地品種が「特A」に評価された。

滋賀県でコシヒカリは、作付面積の3割以上を占める主力品種。日本一広い湖「琵琶湖」を有し、米作りに必要な豊かな水と土壌で古くから稲作が行われてきた同県は、農地面積に占める水田の割合は約92%と全国2位の広さがある。特に、農薬・化学肥料の使用量を通常の5割以下に減らした「環境こだわり農業」を全国に先駆けて推進。滋賀県産コシヒカリは、「おいしく」「自然にやさしい」滋賀県自慢のブランド米として環境にこだわって作られている。
滋賀県産コシヒカリは、東京・日本橋にある滋賀県情報発信拠点「ここ滋賀」2階の「滋乃味」で、近江米を使ったメニューを販売。1階店舗では、「コシヒカリ」をはじめ、滋賀県が開発した品種の「みずかがみ」なども揃えている。また、開催中の「滋賀の食材」首都圏メニューフェアでは、首都圏のレストランなどで、湖魚や近江牛、近江野菜など、様々な滋賀の食材を使ったメニューも提供している。
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