JA全農とちぎの24年産米仮渡金(JA概算金) コシヒカリ、なすひかり4000円上がる2024年8月30日
JA全農とちぎは8月30日、24年産米の仮渡金(JA概算金)を決めた。一等米60キロで「コシヒカリ」が1万6300円、「なすひかり」が1万5700円。ともに再生産価格を重視し、前年比+4000円となった。
今回の決定について全農とちぎの担当者は、「生産者の再生産価格が大きなテーマだった。全農本部の試算では1俵1万5800円という数字が出ている。それに応えられるような設定にした。コロナ以降、栃木では販売に苦慮し、ここ数年、仮渡金は生産者の期待に応えきれたと言えない額だった。今年は、応えらる額にできたと思うし、需給が締まったのは作付転換をしっかり進めていただいた賜物だろう。実需家にご要望の数字をお届けするためにも、今後集荷を強めていきたい」とコメントした。
これを受け各JAが、生産者にJAが払う生産者概算金を決める([クローズアップ]米の仮渡金(概算金)って何? 参照)。
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