福島県トップブランド米 「福、笑い」令和7年産は前年比1.5倍の約1500トン見込み2025年5月26日
福島県の内堀雅雄知事は5月16日、県のトップブランド米「福、笑い」令和7年産の田植えを福島県いわき市で実施。当日は、いわき福笑い研究会の安島会長、井塚事務局長、「福、笑い」のウェブCMに出演する須賀川市出身の俳優で峰平朔良さん、ふくしまライシーホワイトの荒木愛香さんも参加し、快晴のもと、秋の豊作を願いながら手植えを行った。
いわき市沼部町で行われた「福、笑い」の田植え
「福、笑い」の田植えにあたり内堀知事は「定番販売・ギフト販売・インバウンド(海外へのPR)に力を入れたい」とコメント。令和7年産米の収穫量は前年度比1.5倍となる約1500トンを見込んでおり、9月中旬頃からの収穫、10月頃から県内外の量販店等での販売を予定している。
「福、笑い」は、福島県が14年の歳月をかけて開発した品種。2006年に「コシヒカリ」と「ひとめぼれ」の血を引く品種を交配し、2019年に正式に奨励品種として認定された。「福、笑い」の名称は、6234点の応募から選ばれたもので、「つくる人、食べる人、みんなが笑顔になり、幸せになりますように」という願いが込められている。
一苗一苗、手植えする参加者
「福、笑い」には厳しい基準が設けられており、玄米タンパク質含有率は6.4%以下、ふるい目は1.9mm以上、農産物検査1等の選ばれた米のみが「福、笑い」と名乗ることができる。また、認証GAPを取得した登録農家のみが栽培できるため、品質へのこだわりが強く表れている。
福島県の清らかな水と恵まれた気候風土が育む「福、笑い」は、「香りが立ち、強い甘みを持ちながら、ふんわり柔らかく炊きあがる」これまでにない食感・食味が持ち味となる。
重要な記事
最新の記事
-
【緊急寄稿】米価高騰を利用した「価格破壊」は大問題 村田武・九州大学名誉教授2025年5月27日
-
5キロ3000円台めざす 米増産の方向に同意 党首討論で石破首相2025年5月27日
-
【全中教育部・オンラインJAアカデミー】「一円融合」で世界を見る 個性を基礎に「連帯の民主主義」を 大日本報徳社の鷲山社長が講演(1)2025年5月27日
-
【全中教育部・オンラインJAアカデミー】「一円融合」で世界を見る 個性を基礎に「連帯の民主主義」を 大日本報徳社の鷲山社長が講演(2)2025年5月27日
-
備蓄米放出 20社11万t申込み 5月27日 イオンも公表2025年5月27日
-
備蓄米随意契約が与えるコメ価格への影響【熊野孝文・米マーケット情報】2025年5月27日
-
米価 2週連続で過去最高 5kg4285円2025年5月27日
-
【JA人事】JA幕別町(北海道)前川厚司組合長を再任(5月23日)2025年5月27日
-
「JAグループ宮城 営農支援フェア2025」 共同購入コンバインの実機紹介、ラジコン草刈機やチェーンソー体験も実施2025年5月27日
-
県内のこども食堂に熊本県産スイカを贈呈 JA熊本経済連2025年5月27日
-
環境に優しい栽培で高品質を維持「肥後のでこなす」出荷最盛期迎える JA熊本市2025年5月27日
-
半導体向けBMI類の生産体制強化 ケイ・アイ化成の新プラント完成 クミアイ化学2025年5月27日
-
ファッション企業が地方の逸品をライブで発信 「地方再生プロジェクト」を始動 ABITOKYO2025年5月27日
-
宮崎市茶業協議会が清水市長に「一番茶」贈呈 「利き茶」も実施 宮崎市役所2025年5月27日
-
米100%の新時代クラフトビール「ORYVIA」クラファン実施中 RICE HACK2025年5月27日
-
農業と地域の課題解決へ 鹿児島県和泊町・クラダシ・JACが連携協定締結2025年5月27日
-
災害リスクを確認「お住まいの地盤診断サービス」リニューアル こくみん共済2025年5月27日
-
映像を見ながら遠隔操作 電動ラジコン草刈り機「UNiMOWRS-Model S」新発売 ユニック2025年5月27日
-
「太陽光パネル再資源所」埼玉県入間市に新設 石坂産業2025年5月27日
-
農業コミュニティ拡大へ マイナビの農業人材マッチングアプリと提携 住友化学2025年5月27日