1等比率 66.5% 25年産米 8月31日現在2025年9月30日
農水省は9月30日、2025年産米の検査結果(8月31日現在)を発表した。
検査数量は29万tで年間検査数量(2019年産から23年産の平均)469万tと比べると6.2%となっている。
前年同月比では106.2%で1.7万t増えた。農水省は生育が早まったことが要因としている。
1等比率は66.5%で昨年(24年産)同時期の63.7%よりは高い。ただ、23年産は69.0%だったが、最終結果は60.9%と過去最低の1等比率となった。記録的な夏の高温による障害で米の品質が低下し、精米歩留まりの悪化で米不足を招いた。
ただ、今回の結果はおもに早場米の検査結果が反映されたもので、検査数量は「全体を占う量ではない」としている。
主産県を含め現場からは高温による白未熟粒の発生や、斑点米カメ虫による着色粒の発生などが全国的に見られるものの「大きく品質が悪くなるような情報はなく、順当にいけば例年と大きくはずれることにはならないだろう」ととの見方を示し、今後、主産地の収穫、検査が進めば1等比率は上がっていくと見込む。
また、高温耐性品種の作付けが広がっていることも全体の1等比率に影響するとみられる。
次回は9月30日現在の結果が公表される。
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