北海道・札幌営業所を開設 ALLYNAVと戦略的連携 マゼックス2025年9月30日
マゼックスは10月1日、北海道札幌市に札幌営業所を開設。戦略的パートナーのALLYNAV JAPAN株式会社(北海道札幌市)と連携し、北海道の大規模農業に最適なスマート農業機器の展開を加速する。
北海道は日本の耕地面積の約4分の1を占める広大な農業地帯。畑作や酪農が盛んな道東地域では、1経営体あたりの耕地面積が全国平均の10倍以上と大規模な農業経営が展開され、機械化・省力化のニーズが非常に高まっている。
また、冷涼な気候と長い積雪期間により、作業効率の向上や人手不足の解消が喫緊の課題となっており、ICTやロボット技術を活用したスマート農業の導入が急速に進んでいる。マゼックスは、こうしたニーズに応えるため、札幌営業所を設立する。
マゼックスは6月に、ALLYNAV JAPANとスマート農業分野における戦略的パートナーシップを締結。既存のトラクターや農業機械に後付け可能な高精度自動操舵システム「ALLYNAV」の提供体制を強化し、導入しやすく、現場で実効性の高いスマート農業ソリューションを展開している。
ALLYNAVは、RTKやPPP技術を活用し、±25mmの高精度操舵を実現。日本の準天頂衛星「みちびき」にも対応しており、北海道の広大な農地でも安定した運用が可能となる。
今後、札幌営業所では、既存農機に後付け可能な高精度操舵技術「ALLYNAV自動操舵システム」や高性能草刈り機を中心に展開。現場に即した運用支援とアフターサービスを提供する。
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