豚肉価格平年比36%高 12月の食肉流通2015年2月2日
農水省は1月30日、全国の主要卸売市場(※)の平成26年12月の食肉流通統計を公表した(※主要卸売市場とは、全国の10中央卸売市場と18指定市場をさす)。
【豚】
と畜頭数は146万9727頭で前年同月比5.3%減だが、前月比では14.1%増だった。枝肉生産量は11万3463tで前年同月比5.4%減、前月比12.2%増だった。
取引頭数は8万6729頭で、前年同月比3.4%減だが、前月比では22.3%増だった。1kgあたりの卸売価格は全国平均が638円で、前月より10.2%上がり、平年比でも36.3%高い価格となった。
と畜頭数は26年4月以来、10カ月連続で前年同月を下回っており、価格は1年通して前年同月より50【?】100円ほど高い価格で推移している。
【牛】
と畜頭数は10万8869頭で、前年同月比3.4%減、前月比1.1%減。2カ月連続で前年同月を下回った。
枝肉生産量は4万8050tで、前年同月比2.7%減、前月比0.9%減だった。
取引頭数は4917頭で、前年同月比18.1%減だが、前月比3.7%増。1kgあたりの卸売価格は全国平均で1329円で、前月より1.8%安かったが、前年同月比では7.7%高く、平年比でも22.8%高い価格となっている。東京の価格は1342円で平年比26.1%高く、大阪は1454円で同17.7%高かった。
(関連記事)
・香港向け牛肉輸出 月齢制限撤廃(2015.01.15)
・加工原料乳5年連続引上げ 27年度畜産物価格(15.01.15)
・新たに5農場をHACCP推進農場に 中央畜産会(2014.12.25)
・ロシアへの牛肉輸出解禁(2014.12.15)
・畜産物の輸出促進で協議会設立(2014.12.09)
重要な記事
最新の記事
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日
-
果樹営農指導担当者情報交換会を開催 三重県園芸振興協会2025年7月18日
-
伊賀牛14頭が出品、最高値138万円で取引 第125回伊賀産肉牛共励会2025年7月18日