アレルギー反応抑制を確認 雪メグの乳酸菌2019年12月4日
雪印メグミルク(株)は、同社が保有する新規機能性乳酸菌「乳酸菌ヘルベ」が、アレルギー反応抑制作用を持つ健康機能に関する新たな知見について、11月19日に開催された日本食品免疫学会で発表した。
ヒト試験による効果の検証
同社は、これまでの研究で、過剰な免疫反応を制御することが確認されていた「乳酸菌ヘルベ(Lactobacillus helveticus SBT2171)」について、アレルギー反応に対する効果をヒト臨床試験で評価した。
日頃から目や鼻の不快感があり、ハウスダストやダニに対する抗原特異的抗体が陽性な健康成人男女100名(平均年齢39.6歳)を2つの群に分け、一方には、乳酸菌ヘルベを含有する発酵乳を、もう一方には、それを含有しない発酵乳(プラセボ)を1日1本(100ml)を12週間摂取してもらった結果、乳酸菌ヘルベを含む発酵乳の摂取により、プラセボ摂取の人たちと比較して、目や鼻の不快感症状スコアが有為に改善し、くしゃみの回数も同様に有為に低下した。
また、作用機序(効果が生じる仕組み)を明らかにするために、花粉アレルギーモデルマウスを用いて、乳酸菌ヘルベ菌体を投与した時の免疫応答を調べた。その結果、乳酸菌ヘルベは腸管免疫系を介して、アレルギー反応を引き起こす抗原特異的抗体の産生とTh2サイトカインの産生を抑制することで、アレルギー緩和作用を発揮する可能性がマウスの実験結果から示された。
マウスの実験から推定される作用機序
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